新千歳空港から小樽へJRを利用される場合は快速エアポートの小樽行きを利用されるのが良いです。
新千歳空港で車を借りレンタカーで小樽を目指される際は、高速道路と一般道では所要時間に約1時間の差が出ます。
京都の舞鶴港と新潟の新潟港からは新日本海フェリーが小樽港へフェリーを運航しています。
北海道各地から小樽へ行く際、長万部から倶知安経由のJRを利用しない限り、JR・バスともに札幌経由で小樽へ行くのがスムーズです。
このページではこのような内容を運賃なども併せて書いています。
ほかに、小樽市内をバスに乗って観光することを考えてる方へ向けて、小樽のバス運賃や一日乗車券の料金、小樽のバスの乗車口は後ろ側など書いております。
新千歳空港からJRで小樽へ向かう場合
北海道の玄関口になる新千歳空港からはJRを利用すると一本(乗り換えせず)で小樽へ行くことができます。快速列車の快速エアポート利用時の所要時間は約73~80分です。
JR新千歳空港駅から出発する「快速エアポート」は多くの時間帯で1時間に5本(12分毎に1本)出発していますが、すべてが小樽行きではありませんのでご注意ください。(終点が札幌の場合あり)
札幌行きの快速エアポートに乗った場合札幌駅で乗り換えになりますが、時間帯によっては後続の小樽行きの快速エアポートに乗り換えることも多いので、JR新千歳空港駅で小樽行きの快速エアポートに乗車することをオススメします。
札幌駅 | 1,150円 |
銭函駅 | 1,510円 |
朝里駅 | 1,700円 |
小樽築港駅 | 1,700円 |
南小樽駅 | 1,700円 |
小樽駅 | 1,910円 |
最新のJR運賃などに関してはJR北海道の公式ウェブサイト等でご確認をお願いいたします。
新千歳空港からレンタカーで小樽へ向かう場合
新千歳空港にはレンタカー会社も多くあってレンタカーで小樽へ行くこともできます。
この場合、高速道路を利用するかで所要時間が変わります。参考までにGoolge Mapでのルート機能の所要時間は以下のとおりです。
一般道のみ | 約2時間30分 |
高速道路利用 | 約1時間15分 |
道央道千歳ICから札樽道小樽ICまでの高速料金(普通車・通常料金)は2,150円。(2022年9月現在)
新千歳空港からの最寄りの高速道路のICは新千歳空港ICになります。千歳IC利用時よりも小樽への所要時間は数分の短縮になります。しかし、高速料金はプラス100円の2,250円です。
最新の高速料金などに関してはNEXCO東日本の公式ウェブサイト等でご確認をお願いいたします。
舞鶴・新潟から新日本海フェリーで小樽へ行く場合
マイカーやバイクなどで小樽そして北海道を旅行するときにはフェリーを利用すると思います。
車やバイクを持たなくても、ゆったりとした船旅は楽しいです。
海が時化ているときなど、船内が揺れることもあります
新日本海フェリーでは、京都府の舞鶴港と新潟県の新潟港から小樽行きのフェリーが運航しています。
舞鶴発 | 小樽着 |
---|---|
23:50発 | 翌20:45着 |
小樽発 | 舞鶴着 |
23:30発 | 翌21:15着 |
新潟発 | 小樽着 |
---|---|
12:00発 | 翌04:30着 |
小樽発 | 新潟着 |
17:00発 | 翌09:15着 |
北海道へは苫小牧行きや函館行きのフェリーもあります
小樽港へ航路があるは新日本海フェリーだけですが、北海道の函館や苫小牧へは新日本海フェリー以外の会社も運航しています。
各フェリー会社と航路の一覧です。
新日本海フェリー | 敦賀港(福井県)⇔ 苫小牧東港 新潟港(新潟県)⇔ 苫小牧東港 秋田港(秋田県)⇔ 苫小牧東港 |
青函フェリー | 青森港(青森県)⇔ 函館港 |
津軽海峡フェリー | 青森港(青森県)⇔ 函館港 大間(青森県)⇔ 函館港 |
シルバーフェリー (川崎近海汽船) | 八戸(青森県)⇔ 苫小牧西港 |
太平洋フェリー | 名古屋(愛知県)⇔ 苫小牧西港 仙台(宮城県)⇔ 苫小牧西港 |
商船三井フェリー | 大洗(茨城県)⇔ 苫小牧西港 |
最新の情報に関しては各フェリー会社の公式ウェブサイト等でご確認をお願いいたします。
北海道内各地からは札幌経由で小樽へ向かうのがいい
北海道内の市町村から公共の交通機関(JRやバス)を利用して小樽を目指す場合、札幌経由になることがほとんどです。
JRに乗って小樽へ行く方法
北海道のほとんどの市町村から小樽へ行く際は、まず札幌を目指し札幌駅で小樽行きの普通列車または快速エアポートに乗り換えることになります。
苫小牧や岩見沢など一部の駅からは小樽行きの普通列車が出ています。その際も、札幌駅などで快速エアポートに乗り換えるとより早く小樽へ到着します。
札幌駅発小樽行きは時間帯にもよりますが快速・普通あわせて1時間あたり4~6本出ています。(普通列車はだいたい30分毎に1本)
銭函駅 | 440円 |
朝里駅 | 640円 |
小樽築港駅 | 750円 |
南小樽駅 | 750円 |
小樽駅 | 750円 |
一方、函館がある道南エリアから小樽を目指す場合、長万部から小樽行きのJR(函館本線:通称山線)を利用するルートがあり、札幌を目指さなくてもよいですが、本数が少なく長万部発小樽行きは1日3~4本です。
時間があえば山線で問題ないと思います。しかし、特急が走る室蘭本線~千歳線(通称:海線)を通って札幌経由で小樽を目指す方が本数が多く、旅行の計画は立てやすいと思います。
北海道新幹線が札幌まで延伸された際、函館本線の長万部⇔小樽間の廃止がほぼ決まっております。今後、廃止前の記念乗車などでいろんな人がこの山線には乗車してくるでしょう。時季によっては大変混雑することも推測されます。
バスに乗って小樽へ行く方法
都市間バス(高速バス)に関しては、小樽市と同じ後志総合振興局(後志支庁)管内の岩内やニセコからは小樽行きの直行バスが出ていますが、ほかの市町村からの都市間バスは札幌行きになります。
札幌⇔小樽間の高速バス「高速おたる号」には円山経由と北大経由があります。
円山経由は札幌西ICから高速道路に入り、北大経由は札幌北ICから高速道路に入ります。
札幌西インターのそばには白い恋人パークがあります。白い恋人パークを観光した後に小樽へ向かう際には円山経由の高速おたる号を利用するとロスが少ないです。
最寄りのバス停は「西町北20丁目」になります。
小樽へ行かずとも白い恋人パークへ行く場合、円山経由の高速おたる号を利用して「西町北20丁目」で下車すると白い恋人パークへバス一本で行けます。
若干北大経由のほうが所要時間が短いですが運航本数が少ないです。
札幌から小樽までのバス料金:680円(2022年9月現在)
バスは道路状況などで遅れる可能性が高く、JRより所要時間が長いですが運賃はバスの方が安いです。
冬はJRも雪で遅れるんじゃなくて止まることもあるからね。。。
後志総合振興局(後志支庁)管内の倶知安からはJRが1時間~1時間半ごとに1本、岩内からは北海道中央バスがだいたい1時間ごとに1本出ています。
また、ニセコからはニセコバスが倶知安経由で小樽行き(札幌行きの高速ニセコ号を含む)が日7本ぐらい出しています。
小樽市内の交通機関はバス
小樽市内では北海道中央バスのバスが運行し小樽市内均一区間のバス料金は240円です。(2022年9月現在)
銭函や蘭島、朝里川温泉などは小樽市内均一区間から外れるため乗車する場所によってバス料金は上がります。このような路線のバスでは整理券を発券していて整理券番号によって乗車賃が変わります。
観光で人気の天狗山やおたる水族館は小樽市内均一区間内です、ご安心を。
おたる市内線バス一日乗車券がお得!
小樽市内をバスを使って観光するなら「おたる市内線バス一日乗車券」がお得です。
おたる市内線バス一日乗車券は当日限り有効で大人800円、こども400円。(2022年9月現在)
おたる市内線バス一日乗車券は中央バス小樽ターミナル券売所、小樽運河プラザのほかにバスの車内でも購入することができるので買い忘れたときも安心です。
天狗山とおたる水族館へ一日で観光する場合
・中央バス小樽ターミナル(小樽駅隣接)から天狗山への往復480円
・中央バス小樽ターミナル(小樽駅隣接)からおたる水族館への往復480円
と通常料金では960円なので160円お得になります。
小樽市内路線バスの乗り方
小樽市内の路線バス(中央バス)の運賃の支払いは降車時になります。
バス車内に両替機はありますが、1,000円札と硬貨(500円玉など)のみの対応となっています。
また、中央バス小樽ターミナルでは券売機での購入(当日分のみ)も可能です。
ICカード(Suica, SAPICA, Kitacaなど)を利用する場合は乗車時と降車時にICカード読み取り機にタッチします。
乗車口は後側、降車口は前側
小樽市内の路線バスの乗車口は後側(車体中あたり)で降車口が前側(運転席横)になります。
バスを降りる際は車内放送などで次のバス停を確認し、座席付近にある「降車ボタン」を押して知らせます。
一部のバス(高速おたる号など)は前のドアから乗り降りすることもあります。(前ドアしかない)
まとめ
正直、小樽中心部と札幌中心部は北海道内では比較的近い距離にあるので小樽観光は札幌とセットになることが多いと思います。
実際、交通機関網も札幌がハブになっているので「小樽へ行く」は札幌経由になってしまうので札幌を目指せば必然と小樽へ簡単に行けるようになります。
小樽市内の有名な観光名所はJR小樽駅やJR南小樽駅から徒歩で行くことが可能なので、小樽市内の路線バスに乗ることも少ないかもしれません。
なので、道外の観光客より札幌などから頻繁に小樽へ遊びに来る方々に「おたる市内線バス一日乗車券」は向くのかなぁと思ったりもします。
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