JR小樽駅から中央通りを運河へと進むとすぐに右手に現れるアーケード街が小樽都通り商店街です。
観光客が足を運ぶようなお土産屋さんなどはほとんどなく、地元の人が行くようなお店ばかりです。しかし、レトロな外観のお店もあり散策する観光客もいらっしゃいます。
本ページでは、小樽都通り商店街への行き方や現在の小樽都通り商店街の様子を書いております。
小樽都通り商店街の基本情報や行き方
住所 | 北海道小樽市稲穂2丁目 |
公式サイト | 小樽都通り商店街HP |
都通りと呼ばれているこの通りは大正時代には「電気館通り」と呼ばれていました。
大正10年(1921年)に稲穂電気館通り町内会(現在の小樽都通り商店街振興組合)が発足し、昭和6年(1931年)から通りの名は現在の「都通り」と呼ばれるようになったそうです。
令和3年(2021年)には小樽都通り商店街振興組合創立100周年記念イベントが開催されました。
全長約300メートルのアーケード街は北海道内では札幌の狸小路につぐ2番目に古いアーケード街になります。
都通り商店街の方針として、観光客よりも小樽や近隣市町村などの地元の人たちをターゲットにしているそうです。実際、観光客より地元の方々の姿を目にすることの方が多いです。
小樽都通り商店街への行き方・アクセス方法
JR小樽駅から徒歩2分程度です。信号につかまらなければ1分くらいかもしれません。
小樽都通り商店街の様子
小樽の開拓に深くかかわった榎本武揚氏の肖像画の垂れ幕が迎えてくれます。
方言の垂れ幕、北海道弁じゃないんですね小樽弁なんですね。私はおっさんなので、ここで書かれているものの意味はほとんどわかりました。
あまとうさんです。現在はお菓子類の販売のみですが店外にテーブルが設けられ、そこで飲食は可能となっています。
2階はあまとうさんの喫茶店となっておりますが、新型コロナの影響でお休みが続いております。クリームぜんざいがお店のオススメでしたね。
ドラッグストアのココカラファインさん、ここにはビデオレンタルのゲオさんが入っていたこともありました。その前になるとの家電量販店のYESそうご電器さんがありました。
2002年にそうご電器株式会社は経営破綻し、その後にゲオグループ入りしたそうです。
3階にビリヤードのアラカワさんがあります。2階はビリヤード場だった時期もありましたが、社交ダンス教室が入っていたこともあります。
アラカワさんにはスリークッションの台があって、スリーをやりに小樽の猛者たちが集まる撞球場ってイメージを私は持っていました。4つ玉の台があった時期もありました。
私は高校のころによく行っていましたが、高校卒業後札幌に住んだりしていたのでほとんど行かなくなっていましたし、ビリヤード自体もやらなくなっていました。
この記事を書くにあたりアラカワさんのことを調べていたら、ご主人の荒川隆充氏が平成28年にご逝去されていたと知りとても驚いています。
私が遊んでいた時に何度がスリーをやっている荒川さんの姿を見たことがあります。とても低い姿勢で球を突く姿がかっこよくて、横目で見ながら低い姿勢で撞くまねをしておりました。
西川ぱんじゅう店さん。
北海道で初めてアイスクリームの製造・販売を行った喫茶店の美園さんが2階にあり、1階にはアニメニクスさんがあります。
純喫茶光さん。置き看板のフォントとか渋いです。
都通りは一直線の道ではなく少し折れています。
現在、パチンコ屋さんがあるここらへんには以前ロッテリアさんがありました。ロッテリアさんはこの場所とJR小樽駅構内(現在の可否茶館さんやバーガーキングさんのとこ)の2店舗あった時代がありました。(現在ロッテリアは小樽にありません)
マクドナルドが小樽に来た1996年頃(コープさっぽろ小樽南店2階に開店)までは「ハンバーガー=ロッテリア」となっていた小樽市民がけっこういたと思います。
ケンタッキーもすでにあったので「ハンバーガー=フィレサンド」の方もいたよね、きっと