北海道小樽市にある朝里ダムは観光名称ではないですが、小樽市民や北海道内の人がドライブがてらに寄ったりしています。
紅葉は綺麗で、紅葉の名所としては小樽市内の上位にあると思います。ただ、朝里川温泉郷の奥にあるので車やバイクで行くのが一般的です。
本ページでは、朝里ダムの基本的な情報や朝里ダムへの行き方、ほかに朝里ダムのダムカードの配布場所などを書いています。
小樽朝里ダムの基本情報や行き方
住所 | 北海道小樽市朝里川温泉1丁目 |
駐車場 | あり(無料) |
河川 | 朝里川水系朝里川 |
ダム型式 | 重力式コンクリート |
堤高 / 堤頂長 | 73.9m / 390m |
着手 / 竣工 | 1979年 / 1993年 |
小樽朝里ダムへの行き方・アクセス方法
朝里ダムへは車やバイクで行くのが一般的です。
小樽市内中心部(JR小樽駅)からは、ルートにもよりますが約10.5Km~約12.0Kmあり、車で25分前後かかります。
札幌から高速道路をご利用の場合は朝里ICで高速を降り、そこから約5km先にあります。
国道5号線の朝里十字街から朝里ダムへと続く道路は道道1号線で、札幌の定山渓とつながっています。朝里ダムを越えて道道1号線を進んでいけば、札幌の定山渓ダム(さっぽろ湖)へと着きます。
バスと徒歩でも朝里ダムへ行くことは可能ですが、徒歩で朝里ダム天端まで行くのはあまりオススメできません。
北海道中央バスの「13 朝里川温泉線」の終点のバス停「朝里川温泉」は下のマップのピンの位置になり、バスを降りてから朝里ダム天端までは約2Kmあります。また、ループ橋には歩道はなく(路側帯はあります)人がほとんど歩いていない場所なので車のスピードが上がりやすいので危ないです。
小樽朝里ダムの様子
1973年に着工、1993年に竣工した朝里ダム。型式は重力式コンクリート。
重力式コンクリートダムとは・・・
コンクリートダムの中で、一番多くつくられているダム。水の力をダムの重さで支える構造で、横から見ると三角形になっています。重い堤体を支えられる硬い地盤につくられます。
ダムの世界|ダムの基礎知識|ダムを知ろう OBAYASHI DAM WORLD
撮影した日はまだ紅葉には早かったですが、小樽市の紅葉の名所となっております。
ダム堤体の緑っぽくなっているところが放水された水が流れるところです。この日は放水されていませんでした。
朝里ダム天端から見下ろした放水口です。上の画像内の橋あたりまでサクラマスが遡上することもあるそうです。
違う時期に撮影した放水しているときの画像です。
朝里ダム上流側の人造湖はオタルナイ湖といいます。画像では見にくいですが対岸(オタルナイ湖右岸)の真ん中あたりにある建物が朝里ダム記念館です。
昔は湖内で噴水があがっていたり、夜には噴水や堤体にライトアップをしていたけど、今はどうなんだろうか。。。
朝里ダム下流側にあるループ橋、朝里大橋っていうんですが朝里スカイループとも呼ばれているそうです。Googleさんは「朝里スカイループ」推しのようです。
オタルナイ湖周辺とループ橋は平成7年の第8回小樽市都市景観賞を受賞しております。
朝里ダムからは日本海を見ることができます。ダムって山奥にあるイメージなので、海が見えるダムって珍しいのかなぁと思いますが、どうなのでしょうか。
ループ橋の道路はこんな感じです。
北海道のローカル番組にブギウギ専務という番組がありまして、以前その番組の企画で「ダムカードめぐりの旅」というものがあり、この朝里ダムへ訪れた際の様子の写真などが展示されております。
小樽朝里ダムのダムカード配布場所
朝里ダムのダムカードは時期や曜日、時間によって配布場所が変わります。
国土交通省のサイトで紹介されているダムカード配布場所は以下の6か所になります。
都合により配布不可になる場合もあるようですので、最新情報の確認もふくめ事前の連絡・確認をされたほうがよいかもしれません。
お問い合わせ先に関しては国土交通省のダムカード(北海道)のページでご確認お願いいたします。